スーパーデラックス

狂ったオタクです。NEWSちゃんを褒めます。

和田彩花さんご卒業おめでとうございました

指先の赤いネイルが剥げていくのが寂しい。

 

和田彩花さんの卒業コンサートの為に赤いネイルにした。

私の勝手なルールで、アンジュルムのライブに行く時は服は「自分っぽい」服を着ていくことにしていた。

一時期は推しメンあやちょのメンカラの赤を着ていったりしていたのだが、ステージの上で、みんなバラバラに、自分が一番似合う服を着ている彼女達を見て、「なんか違うな」と思ったから。

他のアイドルの現場では生まれない感情だった。

それが「アンジュルムのファン」っぽいかなーと思ったので、その気持ちを大事にしていた。

 

その分ネイルをいつも赤にして行っていた。

ライブの時も、握手やチェキの時も、リリイベの時も、アンジュルムに、あやちょに会いに行く時はいつも赤いネイルにしていった。

派手だけど、私は赤いネイルが大好きになった。

 

でももう、赤いネイルにすることはしばらくないのだろうと思う。

そう思うと寂しくて、剥げていく赤をリムーバーで落とす事が出来ない。

剥げて行くほど、卒業から時間が経った事を知り、また寂しくなってしまう。

 

和田彩花さんのことが、本当に大好きだ。

 

 

 

 

 

 

 

私が言われるのが嫌いな言葉の中に「真面目だね」というものがある。

その真面目だね、の先に (笑)が見えるからだ。

 

真面目だね(笑) 大変だね(笑)私はそこまで考えてないからな(笑)

 

(笑)の気配を感じてしまう。言った方に他意がないとしても。

なんで嫌いかというと、私は自分の真面目な部分が好きだからだ。

真面目で考えるのが好きで、だから今の自分になれたのだと思う。

だから小馬鹿にされると憤りを感じた。

 

和田彩花さんがラジオで

「スタッフさんに『そこまで考えなくていい』といわれたけれど、でも考えなくちゃなにも変わらないし始まらないんですよ!

だから私はこれからも考えるし戦い続けます!」と言っていた

(言葉が違うと思いますが、ニュアンスはこんな感じだったと思う)

 

私はこれを聞いたとき、大きな手で水底から掬われたような、奮い立つような、アイドルのラジオを聞いているとは思えない気持ちになった。

 

和田彩花さんのことが、大好きだと思った。

アイドルとしてだけじゃなく、人間として、大好きだと思った。

 

あやちょを好きになって初めてのことをたくさんした。

アイドルの2ショットチェキや握手の為にCDをたくさん買ったりした。

ルールがわかってなくて、2枚ある握手券を出したら「1枚ずつにしてください!」と言われて、えっ!?えっ!?となってるうちに順番になってしまい

死ぬほど早口で捲くし立て、深々とお辞儀をして去ってしまったり(つらい)

2周目で言う事が思いつかなかったので「えーーーと…最近 なにか 楽しいこと ありましたか」とアホのような質問をして

「楽しい事は・・・・・・・・・・・ないかなぁ・・・??」と言わせ、二人で笑ってしまったりした。その時の空気が友達同士のようで、一瞬でもそうなれて嬉しかった。

沈黙の時間が静かすぎて、近くのスタッフさんの秒数数えるカウントがめちゃくちゃ鮮明に聞こえたのすら面白かった。

ブースから出て行く時「毎日楽しい事を考えてるよ!」と声をかけてくれた。

あやちょとの最後の握手がとても楽しく終わってよかった。

あやちょも、「この人はもうこれで最後なのかも」って思ってくれたのかもしれない。そうであってもなくても、優しくって大好きだなって思った。

 

 

卒業コンサートでいつまでも自分の事よりメンバーの事を心配しているあやちょが大好きで、レポを書こうと思っても涙が出てきて全然書けない。

寂しいとか、楽しかったとか、あそこがかっこよかったとか、色々あるけど、文を書こうとすると「大好きなんだ」しか出てこない。だから私はもうレポを書くのは諦めた。

 

和田彩花さんはアンジュルムを、ハロプロを卒業したけど、この地球のどこかで生きている。

私も、夢にみてた自分じゃなくても、この狭い部屋でまっとうにイマドキを暮らしていく。

アンジュルムを見ても、もうあやちょはいなけど、あやちょもアンジュルムを見ている。

だからアンジュルムを見ることで、ファンはあやちょとも繋がれるんだと思う。

 

いつかまた、会いたいな。

そういう夢をみながら、私は欠けていく赤いネイルを眺めている