スーパーデラックス

狂ったオタクです。NEWSちゃんを褒めます。

アイドルは人間賛歌

アイドルを応援して数年、様々な感情に襲われた。

 

それはその場で崩れ落ちてしまうほど嬉しいことだったり、眠れなくなるほど悔しいことだったり、様々ですが一貫して言えるのは

「生きている人間を応援しているから」こんなに感情が揺さぶられるのだと思います。

生きてる人が好きだからこそ、頑張っていた貴方の努力が実って嬉しい、こんな心無い誹謗中傷されて腹立たしい、この人に幸せになってほしい…

長らく漫画やアニメキャラに傾倒した人生を歩んできたので(そっちはそっちで色々あるんだけど)アイドルを応援していると本当に「この人は生きてるんだ」って思う事がたくさんあります。

2018年は本当にジャニーズ事務所はいろんなことがあった。2019年も明けてしまいましたが振り返ってみたいと思います。

 

 

・小山さんの活動自粛とevery降板

 

のっけからNEWS担的には心臓を直接蹴られるくらいにダメージを受けた話題ですいません。

この事はもう片付いたといいうか、小山さんが自身で決断してeveryを降りた様な印象を受けたので私としては「これからの慶ちゃんを楽しみにしてます」と「ずっと応援してます」以外のことは特にいう事がない。

 

この初夏から年末にかけて、ファンの感情の起伏がすごかった。

匿名使い捨ての愚痴垢からの誹謗中傷VS豪腕ツイッタラーの長文ブログでのハッケヨィノコッタノコッタ!!はすごかった。NEWSオタ夏場所

私もブチギレブログをあげて、そのあとマシュマロに寄せられるお悩み相談のカウンセリングにいそしんだりなどし、そして筋トレを始めた。

 

 

yunokihana.hatenablog.com

 夏のブチギレブログ

 

 

yunokihana.hatenablog.com

 悟りを開いて筋トレに目覚めたブログ

 

 

 

 

オタクってすごい。そしてアイドルってすごい。一人の人間に対してこんなに激しい感情がうねるんだという事がすごい。小山さんは多数の人間の感情を背負いすぎることなく、御祓いなどにいってほしい。

スピリチュアル系よくわかんないけど感情が背中にまとわりついてほしくない。肩こりとかになってほしくない。

 

この争いは現場まで続き、夏に行われた味スタでは会場内に着いてまで大声で悪口を言いたい邪鬼VS「私の近くで変な事言ったらウチワへし折ってやるからな」豪腕オタクが水面下で行われた。実際に殴り合いはまぁなかったと思うんですが、席近くや混み合ったバスで「貴様!!!」と思う事はチラチラあった。

 

それでも、Strawberry公演があまりに最高だったのでオタクの邪気は晴れ、天気も晴れ全ての空気が澄んでいったのを感じたのでアイドルはやっぱりすごいんだなと思いました。ありがとう愛してるぜ~!!!

 

年末年始のEPCOTIA ENCOREでは、今まで「小山さんのEveryがあるからNEWSは土日のみ」という常識を早々にぶち壊されて社蓄は新年早々有給をとることとなり痙攣してしまったが、今までどう考えてもおかしいスケジュールで(21連勤とかしてた)駆け抜けていた小山さんももちろん大好きですが、この4日間抜群に安定していて、そして可愛くってかっこよかったので最初も言ったけど「これからも応援してるし大好きです」って感じだった

 

 

・すばる君の退所、タッキーの引退

 

すばる君の退所は「他担が触れてはならない」雰囲気がすごくて今までなるべく話題に出さないできたけれど、ものすごく衝撃的でした。

関ジャニはコンサートに1度、あとは円盤を見たくらいですがそれでもすばる君の圧倒的存在感というか、関ジャニの音楽の真ん中の芯なのかなという印象を受けていたので

その上で、そしてすばる君がメンバーの事もファンの事も愛してる上で「自分の人生」を見つめた結果、グループを去る決断を下した事がものすごく衝撃的でした。

 

会見を開いたときのメンバーのそれぞれの意見も印象深かったし、ファンの反応も印象深かった。

エイターの友達が「すばるのファンより、すばる以外のファンの方が納得できてない」って言ってて、なるほどなぁ…と思ったりした。

 

私も、音楽番組で関ジャニを見るたびに、どこかですばる君を探してしまう。6人の新曲がたくさん増えればこの現象も薄らぐのかもしれないけれど、今はまだ探すのをやめられない。

 

タッキーの引退もそれはそれは大きな事件で、ジャニーズはそもそも「卒業」という概念がなく常に「脱退」なので年末のタッキーありがとう特番やカウコンの夢物語は圧巻だったし「事務所!やれば出来るじゃねーか!!」という熱い気持ちになった。

 

私はその瞬間大阪にいたので、帰ってから録画を見ながら感慨に耽ったんですが、私は大好きな大好きなNEWSの、例えば手越くんが事務所を離れる決断をしたらちゃんと二本の足で立っていられるんだろうか…と考え出したら止まらなくなってしまった。

女の子アイドルも好きで応援してるんですが、彼女達は「いつか卒業をする」前提でアイドルをしているところがあるので、発表があっても「ついに…」というか、ある程度覚悟が出来ているところからスタートするので、ジャニーズの退所とはまた違うものがある。

 

私の爆裂推し君はマジ最高に「生きてる」ので、この世は大SNS時代のせいでいらんものが流出したりする。

そこはそっとしといてやってよ~~~!!!!!!!!!生きてるんだから~~!!!!私だって身内とのスカイプとか録音されて流出したら大炎上するよ~~~!!!と思うが、そこは世は大SNS時代、おかまいなしである。

なんかあるたびに流出元を「お前のこと、一生許さないぜ」と思うけどそれはまぁ置いといて、私自身は彼がまた心を痛めるのではないか…という事が最高につらい。

 気を許した相手に裏切られたのではないか、それはとてもつらいのではないか、人を信じられなくなってしまうんじゃないか…

文句言いたい方の人達がまた騒ぐんじゃないか、そしたら自身を責めるんじゃないか…

 

そういう事があると「辞めちゃうんじゃないか」と不安になることがある。

そういう事がなくても、雑誌のインタビューで「プロデュース業にも興味がある」などアイドル以外のことに積極的だと激しい発汗に襲われる事がある。

 

 オタクって複雑だ。そして勝手だ。

アイドルに自由に生きて欲しいと望みながら、1日でも長くアイドルとして生きて欲しいと願ってしまう。矛盾だとわかりながら辞める事ができない。

 

アイドルのこと応援したい、幸せになってほしいって願うのに、その気持ちに嘘偽りはないのに

「アイドルの幸せ」がわからない。

 

それをずっと「アイドルとしての成功、新曲をバンバン出して大きい会場でコンサートをして、冠番組を持って国民的スターになる」だと思ってたけど、今は本当にそうなのか?と疑問に思う。

 

もしかしたら「ファンやマスコミにプライベートを侵害されることなく過ごすこと」かもしれない。365日、安心して眠ることかもしれない。

 

多分それは、「アイドル」という職業ひとまとめに出来ることではなく、個人個人の性質によって変わってしまうものだと思う。

 

プライベートまでも費やしてカンペキな「アイドル」をするのが自分の務めだと思ってくれる人もいるだろうし、

プライベートと仕事をしっかり分けて切り替えたいので、自身の私生活に侵略しないでほしい人もいるだろうし、

仕事もプライベートも一緒!ありのままの自分を愛して欲しい!!という人もいると思う。

 

ファンやそれ以外の人も、「アイドル」という単語でまとめすぎだ。2018年は「アイドルなんだから○○して!!」という単語を100万回聞いたけど、それは今流行のハラスメントなんじゃないか。

 

アイドルハラスメント。これ2019年の流行語狙っていきますね。

 

 もし自分の大好きな大好きな人が「ジャニーズ事務所を退所して、自分の人生を歩んでいきます」という発表する未来があるとしたら

 自分は応援できるんだろうか。応援は出来る気がする。時間さえもらえれば。

でも正気でいられるだろうか…最後に「ありがとう」と泣けるだろうか。恨み言を言わずにいられるだろうか。

仮定の話なのでなにもわからない。この憶測も全て無意味だけど、ただ言えるのは「生きてる人を応援するのは、その人生を見つめさせてもらっている」という事だと思う。

 

 

 

 ・グループ内の関係性の変化

 

私がNEWSを応援して4年?5年目?くらいになるんですが、15周年を迎えたNEWS君。

初期から見てる方から言わせればまだまだテメーは新規だぜ!!となるでしょうが

それでも、この5年でたくさんの変化があったと思う。

それはNEWSをとりまく環境もだし、個人の仕事の量や質も大きく変わったけど、今回着目したいのは「メンバー内の距離感、関係性」です。

 

例えばコヤマスと呼ばれる小山さんと増田さんは一時期不仲説なんて流れていましたが(それはコヤシゲとコヤテゴの距離感が成人男性としておかしいくらいピースフルに満ち溢れていただけで、コヤマスも普通に良好な関係に見えた)

先述した初夏の件、小山さん以外にも加藤さん、手越さんも次々に遊爆していく中で増田さんだけ無傷の帰還を成し遂げた(偉業)

その中で、増田さんは主演舞台の記者会見でマスコミから意地悪な質問をされた。舞台のタイトルが「only you」だったのに文字って「増田さんもonly youになっちゃいますか??」(=グループ解散ですか?)というヨ~~~~~シ!!!!お前ちょっと校舎裏こいや!!!というクソ質問に対しても冷静に「それはありません」と流していた。

 自分の発言や一挙一動が世間とファンに注目されていることがわかったうえで増田さんは常に優しく、そして小山さんが自粛前に発表した文章に「増田には厳しい言葉ももらった」そしてその上で暖かい気遣いもあった的な事を言っていて、

更に小山さんメインMCのラジオの代役も多忙な中勤めるなどして、増田さんの人柄と利発さが本当に有難かった。

 

その後小山さんが復帰したのち、増田さん舞台に楽屋にお団子の差し入れを持っていくという非常にハートフルなラジオが流れるというサービスもあって、それからというもの以前よりも小山さんと増田さんの距離感が近く、お互いに気遣いあいながら支えあっているように見える。

これは全部1オタクの勝手な意見になるので人によっては見え方も違うでしょうが、それでもやっぱり、ライブ中のMCの感じや特番で山登りした際に増田さんが大変そうなとき小山さんは気にかけていて、二人の関係性の変化を感じた。

 

 増田さんは強いし優しいな、と思う。去年手越さんが一番大変な時期も、表立って「てごほめ」(=褒められるのが苦手な手越くんを、3人で寄ってたかってこんなに可愛いんですよ~!と褒めまくる事)をしてくれていた印象を受けました。

それは褒めていた「可愛いね」とか「真面目なやつなんですよ」という言葉以上に、「僕達グループは円満に仲いいですよ」とか「俺達は手越が大好きだから、手越は大丈夫ですよ」というのを私達に伝えてくれていたように思う。

 

もしかしたら事件のせいで小山さんと加藤さんに距離ができてしまうのは…!?と懸念もあったけどそこはまったく変わらず、過去に2人でハワイにいったこともあるスーパー仲良しシンメコヤシゲは継続で有難いことこの上なしだし、テゴマスもずーーーっと観ているとやっぱり少しずつ変わってきている。

 

この微妙な距離感の変化は、フィクションで描くにはスパンが長すぎるし読み解くには難解すぎる。

生きている人間をずっと見ているからこそ得られる享受で、それを許してくれる「アイドル」ってすごいなと改めて思う。

 

 

・人間賛歌は勇気の賛歌

 

タイトルにした人間賛歌はジョジョの奇妙な冒険1部でツェペリさんが言っていた超名言から失敬した。

 

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ジョジョの奇妙な冒険 1 (ジャンプコミックス)

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奥深すぎて一言にまとめることができないけど、生きることは毎日勇気を振り絞って生きていくという事。

日々の選択を勇気を出して選んでいく。その選択を信じ、自分の事を信じて歩いていく。

NEWSの「生きろ」にも近いメッセージを感じます。

 

 

「生きろ」 (通常盤)

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 本来その選択は自分だけのもの、成長も失敗も成功も全て自分だけのもののはずだけど

アイドルはそれすらも見守らせてくれる。

その一喜一憂を共有し、時には憤慨したり泣いたり落ち込んだり、大喜びさせてくれたりする。

 

アイドルって人間賛歌だ。

 

 ファンは、アイドルから色んなものを教わり、明日へ向けてパワーを頂戴して「次に会えるまで」の糧にするし

アイドルもきっとファンの応援がなければ活動することができないでしょう。

 

貴方達が「アイドル」を選び続けるその間、見守らせてもらうのを幸福だと思う。

私達の人生を豊かにしてくれて、本当にありがとう。